老犬に優しいお散歩ルート
歩行機能が衰えても安心なお散歩ルートを
歩行機能が下がってきたり、発作の心配がある持病がある場合には、万が一の場合すぐに自宅に帰れるようなお散歩ルートを設定しましょう。
基本は「お家を中心にして行ったり来たり」
お家のすぐそばの郵便局まで行って戻る。
そのまま、すぐそばの曲がり角まで行って戻る。
まだ余裕がありそうなら、すぐそばのスーパーまで行って戻る。
これを繰り返します。
これなら万が一のことがあっても、すぐにお家に帰ることができるので安心です!
また地域にもよりますが、バッグに入っていれば受け入れてくれるタクシーも最近では増えましたので、小型の子であればキャリーバッグとお金を念のため持っていくと万が一の場合すぐに動物病院に行くこともできます。
飼い主さまが抱っこで運べない体重の子の場合には、無理やり歩いてもらうしか無くなってしまいます。いざという時に家族に来るまで迎えに来てもらえる時間帯を選んだり、お散歩ルートを熟考したり、十分な対策を心がけましょう。
簡易的なハーネスを念のために持っていくと安心です。
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また、お家から近くに公園などがある場合は、そこで休憩を取ることを前提として
行き → 休憩 → 帰り
というパターンにするのもオススメです。
体力も復活しますし、ずーっと歩き続けるよりもメリハリがつくので、ワンちゃんも飽きずに歩いてくれます。
お散歩で介護予防
昔のようにグングン歩かなくても大丈夫。
運動量がそれほどなくても、外の光や出会う人、草花の匂いなど、いろーんな刺激で脳はしっかりと活性化します。
認知症がすでに生じてしまっていても、さまざまな刺激を与えることで進行予防は可能です!
ゆっくり、その子のペースで、一緒の時間を楽しみましょう。