老犬に必要なお水の量は?

水分をしっかり取ることは栄養をきちんと取ることと同じように健康の維持には大切なことです。

特に脱水気味になりがちな老犬では水分補給を心がけてあげましょう。

体重からわかる1日に必要な給水量

まずは「1日に必要な給水量がきちんと取れているか」をチェックするところからはじめましょう。

以下の計算表でオレンジ色の枠に愛犬の体重を入力すると1日に必要な給水量がわかります。

※お使いのスマホ機種によっては入力画面にならない場合があるようです。その際はオレンジ色の枠をダブルタップしてみてください。

1日の給水量がわかったら、朝一番にボトルにその量のお水を入れて、そこからお水のお皿に注いであげます。最後に残ったお水を確認すると、1日に摂取できた水分量がわかります。

実は意識して計測してみると、意外に必要量を満たしている子は少ないもの。水分摂取を意識するだけで、気になっていた体調不良の改善につながるケースもあります。

日々の生活の基本だからこそ見逃されがちな水分補給。この機会にぜひチェックしてみてくださいね。

参考:給水量の計算方法

犬に必要な給水量の計算式には様々なものがあります。

※例えば環境省で提示しているもの→最終ページの最下部に体重別一覧があります

この記事では「高齢犬では摂取した水の吸収率が下がる」ことを考慮して体重の0.75乗✕132mlという計算式を採用しています。