早食い防止食器で脳トレ!

寝たきりの子も遊びたい

老犬介護が必要な子には寝たきりの子も多くいます。

一日中ずっと同じ場所で、同じ姿勢では、退屈。カートを使ったお散歩なども、気分転換には有効ですが、おうちの中でもできる遊びを用意しておくと雨の日なども困りません。

そこでおすすめなのが、早食い防止食器を使った脳トレです!

まずは鼻トレ

早食いを防止するための犬用食器を用意し、その中にいつも食べているフードを10粒ほどバラバラと入れて、愛犬の目の前においてあげます。犬は歳をとっても嗅覚は残りやすいので、鼻を使ってフードを探す子がほとんどだと思います。この「鼻を使って何かを探す」行動は犬の楽しみのひとつ。さらに鼻を使う機会を増やすことで、より嗅覚の衰えを予防することが期待できます。

風邪をひいたり、鼻炎になって、鼻が効かなくなると、食事の味がよくわからなくなりますよね。食べ物の匂いは食事を美味しくたべるためには欠かせません。愛犬にも鼻をしっかりと使ってもらい、毎日のご飯をずっと美味しく食べられるようにしてあげましょう。

すでに食欲が落ちてしまっている子の場合は、匂いが強いオヤツを使ってみてください。ただ、同じ量なら、大きめのものをちょっとよりも、小さめのものをたくさんの方が、探す楽しみが増えますので、大きさは調整してあげましょう。

次に脳トレと舌トレ

愛犬が鼻を使って、フードを見つけたら、「どうやったら取れるかな」と頭を使いながら、舌をいろんなかたちに動かしてフードを取ろうとするでしょう。

「どうやったら取れるかな」と一生懸命考えるのは、人のパズルのようなものです。がんばって考えて、取れたときの達成感!これがストレス解消につながります。また「頭を使う機会を増やす」ことは認知症の進行予防にも有効です。

さらに舌のトレーニングは、老犬介護でとても大切なことです。

食欲が落ちてきたときに、スプーンなどで食事の介助が必要になる場合がありますが、この時にしっかりと舌が動くとスムーズに食事がとれますし、舌の機能が正常だと誤嚥のリスクも低くなります。

このように早食い防止食器を使った遊びはさまざまな点でオススメなのですが、一つ注意しなくてはならないのが「難易度」です。

カンタンすぎても達成感が味わえませんし、難しすぎても面白くなくなってしまいます。様子をみながら、難易度が適切でなさそうなら、他の食器やオヤツの大きさを検討してみてください。また同じ種類の食器を毎日使っていると、どんどん上達していって難易度が下がってしまう場合もありますので、そんなときには2種類くらいをローテーションで使ってみてください。

良い暇つぶしは鳴きの改善にも

「寝てばっかりでつまんないよー!おかあさん、かまってよー!!」という感じで鳴きが出る子は少なくありません。そんなときには、こんな遊びで一人で遊べる時間を作ってあげましょう。食器の選び方、その子の食欲、オヤツの種類や大きさなどを上手に調整すると、当分のあいだは楽しく遊んでいてくれます。飼い主さんも、愛犬との知恵比べゲームだと思って、楽しんで取り組んでくださいね。

また、夜鳴きがある子の場合も、昼間の刺激を増やすと夜しっかりと寝てくれる場合があります。昼間の刺激は運動ばかりではありません。頭を使うことが適度な疲労につながり、ぐっすり眠れることにつながりますので、ぜひ試してみてくださいね。

早食い防止食器のいろんなタイプ

▼複雑な形のタイプ。長い時間遊べます。

▼シンプルな形のタイプ。スタートはこのくらいカンタンなものだと楽しく始められます。

▼前脚が使えたり、フード系おもちゃに慣れてる子には、さらに楽しめるタイプを

▼さまざまなプレートがセットになっているタイプ